今回紹介するのは、「女王蜂(じょおうばち)」です。
2009年から活動しており、メンバーはボーカルのアヴちゃん、ベースのやしちゃん、ギターのひばりくんの3人で活動しています。いずれも生年、本名は非公開の謎に包まれたメンバーですが、ボーカルのアヴちゃんはオーデション番組のプロデューサーやさまざまなアーティストに楽曲提供もしているので、知っている方もいるのではないでしょうか?
そんなアヴちゃん率いる女王蜂は、日本のオルタナティブロックバンドで、その独自の音楽性とアヴちゃんというカリスマ的なボーカルが特徴です。女王蜂の音楽は、エモーショナルで力強く、聴く人の心に強い印象を残す楽曲が多いです。
アニメのエンディングで起用された、「メフィスト」は作品を細やかに表しており、歌詞、そしてMVには深いメッセージが込められてるように感じます。他にも起用されている楽曲はまだまだあるので女王蜂というバンドは知らなくても、聴いたことがあると感じる方は少なくないのではないでしょうか?
また、女王蜂の魅力の一つとして、アヴちゃんの使いこなす表現力の高さとキーの幅の広さではないでしょうか。
その魅力がわかる曲として「金星」(2016)はアヴちゃんが男声と女声どちらも表現しています。アヴちゃんの表現力と高音から低音の出る幅の広さだからこそなせる楽曲の一つだと思います。2017年にはfeat.DAOKOもだしているので、気になってかたはそちらも聴いてみてください。
もう一つは、2020年のTHE FIRST TAKEで披露した「火炎」です。この楽曲は、TVアニメのオープニングテーマに起用され話題となりました。THE FIRST TAKEでは、ギターのひばりくんによるアコースティックアレンジを披露しています。
最初の声出しの時の綺麗なハミングの高音とはうって変わり、歌い出しの力強い低音と音域の広さから成せる高音のファルセットには衝撃を覚えます。
「火炎」や「BL」など、力強さや、ダークな雰囲気を纏った楽曲以外にも、EP「失神」(2015)に収録されている「空中戦」のような繊細さと切なさ、愛しさを感じる楽曲もあります。
また、ライブパフォーマンスは、激しさと繊細さが共存する独特の世界観を表現しており、観客を圧倒します。アヴちゃんの魅力的な歌唱とパフォーマンスは、誰もが引き込まれる存在感を持っています。undefined
その斬新な音楽性やパフォーマンスで国内外の音楽ファンに支持されており、今後の活躍が期待されています。彼らの音楽は、聴く者に勇気や感動を与えるだけでなく、新たな音楽体験を提供してくれるバンドとして、幅広い層に魅力を感じさせています。
是非、彼らの音楽を聴いてその魅力に触れてみてください。